今、手元に「同人誌即売会を作ってみた。」という同人誌があります。
オフセット本のこれの05ページに、こんなことが書いてあります。

主催をするリスクについて
(中略)
3・失敗した時の損害の範囲が大きい
 自分の同人誌の原稿を落としても、直接的な被害を被るのは自分自身くらい(楽しみにしていた読者もがっかりするかもしれません)ですが、即売会の開催を失敗するというのは、場合によっては多くの人に迷惑をかける事になります。
 (中略)金銭的な損害だけですむのならまだいいのですが、失敗の仕方によっては信頼とか信用といった取り返しのつかないところに大きな傷がつきます。
 といいますか、基本的には失敗は許されないものだと思ったほうがいいです。やる以上は、きちんとやり遂げなければいけません。

注)太字傍線は筆者がつけております
この本を出したのは「Private-Style」園衛 真治氏。

その彼が、イベントを中止した。
中止予告が出たのは、イベント当日の昼過ぎ。

……名前を出してるので、逆に批判されてもしょうがないかなとは思ってますが。
正直言うと、何故? という思いが強かったりします。

彼のイベント運営方法は別の方から聞いたことがあるのですが、聞き終わったあとの私のコメントは【よくそれでイベント成立できてるよね】でした。
なんでも一人で抱え込んでしまうらしい。周囲でお手伝いを申し出る方もそれなりにいたのですが、結局一人で抱えてしまっていたらしい。
主催業ってのは、規模がそこまで大きくなければ一人でやったほうが楽なケースも多いです。だが、一人でやっているとやさぐれるというのもよくある話なので、ある程度分業できるところはしたほうがいいというのが私の持論ではあります。
直接話したりツイッターのつぶやきを見てたりしてる限り、彼はいい加減なようで変なところ几帳面という可細かいなと思っておりました。よくも悪くも神経質で、溜まったストレスを上手く発散できないようなタイプ。ついでに該当イベント2ヶ月くらい前から頭痛がひどいというのをよく呟いておりました。26時とかそういう時間に。
よくそれでイベント成立できてるよね、と私は思ったものの、それまでイベントはなんとか終わってはいた。
見るに見かねて直前に手伝い入っている人などもいたようですが、それでもイベントは普通に終わっている。

だから、思うのです。
何故? と。

Webサイトが更新されない、チケットやパンフなどもどうなっているのかわからない、そもそも本人に電話しても連絡取れないという相談(というより愚痴)を聞いたのはイベント前日。私もこの時はすぐに仙台にいかないといけない状態だったので、なにか行動が出来たわけではない。
そして、結局主催が来ないまま、イベント開催予定時刻になった。
お昼すぎに彼は来たらしい。というか、迎えに行った人に連れられてきたらしい。
そのあと個人アカウントのツイッターで【中止宣言】はしたものの、Webサイト等は全く変わっていない。返金などの作業もされてないらしい。

なぜ、なのか。

連絡が取れそうな人に聞いてみたり、自分もDMなどを送ってみたりしたが、誰も連絡は取れない状態のまま現在に至る。

何があったのか。


私個人は、イベント中止は絶対ダメなことだと言い続けています。ただ、中止の際に理由っていうのはあると思います。理由さえわかれば、そして中止した場合の手順をしっかり踏んでいれば【まあ良くないことではあるけど、仕方ないよね】となります。理由がむちゃくちゃで手順も踏んでない(返金などの作業をしていない)となれば【それってどうよ!】と思います。
……今回の場合、理由がわからないのですよ。誰も知らない。
病気?家庭の事情?サークルが集まらなかった?単にやる気が無くなった?
それとも……?
わからないまま、そろそろ3週間になろうとしています。

表舞台に出にくいのはなんとなくわかります。ただ、やることすら放棄したってのは一体どういうことなのだろう。それはイベント主催として一番やってはいけないことだというのは、彼自身が一番良くわかっているはずなのに。

なぜ、なのか。
どうして、なのか。

そこまで無責任な人ではないと思っていました。
自分は甘いとは思うけど、何があったのか、それが語られる日は来るのか、心配に思うのです。