ここのところの定期POST状態ですが。
C84に於かれましては、こうみょうさんは2日目西地区え45bにおります。光明隠歌としてしか知らない方のために申し上げますと、中の人は別ペンネームで普段活動しておりまして、鉄道を人にして小説書いたり、鉄道をひっくるめた公共交通機関の研究本作ったりしております。新刊既刊いろいろ取り揃えておりますので、興味のある方はそちらもご参照くだされば幸いです。一応コミケWebカタログを貼り付けておくよ→https://webcatalog.circle.ms/Circle/10717460

さて、本題。

この時期はコミケ前ということで、宣伝ツイートが溢れております。
自動つぶやきサイトなどを使って定期的に宣伝ツイートを流す方も多々おります。
それに対し、「宣伝必死うぜぇ」「売れないくせに意味無いじゃん」「APIの無駄」と陰口をたたく方が出るのも、恒例行事となっております。「そんな必死に宣伝しなくても、面白けりゃみんな買うわけだし!」というのが大抵の常套句でございます。

宣伝なしで売れるのって難しいよ?いやまじで。



……APIの無駄っていうか、枯渇するんじゃね?レベルの方は確かに気にはなるけどさ。宣伝ツイートの多さと言うよりも、アカウント凍結されね?的な意味で。




 

この、「作品が良ければ宣伝せずに勝手に売れる」という思い込み、私自身は男性向けよりも女性向けでよく聞くような気がします。あと、評論系ジャンルもそういう傾向を聞くなあと思います。
確かに、昔はネットとかもなく、宣伝といってもお手軽にしかも直前に出来る手段がそんなになかったわけで、現地に行って島全周してみっちり見本誌チェックして買うのが当たり前だったという経緯もありますんで、あんまり否定はしないです。そうやって誰かが読んで、面白かったと口コミで広まってやがて壁サークル!って話も知らないわけじゃないからなあ。

ただ、今も昔も、宣伝って重要だと思うのですよ。
というか、作品がいいか悪いかってのは、その中身を見ないとわからないじゃないですか。で、中身を見る方法は?というと、現物はスペースにあるわけなので、スペースに来てもらわないと始まらない。
ネットで簡単にサンプルをアップすることが簡単になりましたが、そのサンプルをみてもらうためにも、「ここにサンプル有ります!」って宣伝しないと見てもらえない。
宣伝効果って、侮れはしないんだけど、ただし見た人全員が買ってくれるなんてことはありません。100人が宣伝を見て1~2人興味を持ってくれたら結構いいほうなんじゃなかろうか。もちろん宣伝する場所にもよるのですが。
(例えばパロディ作品だったとして、パロディ元作品好きな人100人に宣伝するのと、好きジャンル無関係に100人に宣伝するのでは、結果は異なるでしょうし)
それを考えると、ツイッターのような流れてしまう告知は1回流しただけだと、興味のある人が見てくれるとは限らない→ゆえに定期BOT的に何回も流す必要がある→「いつも宣伝呟いてる、うざい」と見えるんだろうなあと。
あと、ツイッターの公式・非公式RTという機能で回されることもあるので、それが必要以上にタイムラインを埋めてしまうということはあるかもしれないなあ。
それだけしても、宣伝って必要な人のところに届かなかったするものなんだよなあと思ってます。

他に宣伝って言うと、ネットですとサイトやブログなんかもあります。サイト持ちやブログが有る人は早めに更新したほうがいいと思いますよ。うん。
確かにサイトの場所がわからないとみられることはないので、普段人来ないサイトだし…とアクセス解析を覗いてはため息を付いて更新がおろそかになりがちではあるのですが、サイトは少なくとも流れないので、固定の読者さんが付けば定期的に巡回してくれるので、楽っちゃあ楽なのよね。あと、検索サイトから検索してきてくれる方も多いですし。
(そう考えると、腐女子特有の「サイトには検索避け必須!」という話ははなっからネットでの宣伝を拒否してることになるのよね。検索避けに関しては否定も肯定もしないんだけど(ジャンルによってはというのもわからなくはないので)、その上で「宣伝してるけど見てもらえない!」という話を聞くともんにょりする程度ではあります)

宣伝方法については、それぞれターゲットに合わせて使い分ければいいんだけど、ただ、できる宣伝方法はフル活用したほうが見て貰える確率は上がるよねって思います。

身内だけがわかれば、身内だけと交流出来ればそれでいいという方にまで、宣伝しろなんて薦めません。そこはそれぞれの信条だと思うし。ただ、見てもらいさえすれば売れるのに…って人は事前の宣伝にも力を入れたほうがいいと思うし、ましてや「作品が良ければ勝手に売れてくものだから宣伝なんて不要よ!」とお高く止まっていても悲しい結末が待ってるだけじゃないかなあと思うのです。


……まあ、ね。
宣伝しても売れないものは売れなかったりするけどね(ぁ。
あと、時流ってやつも無関係じゃないことがあったりするので、その辺は空気を読む必要もあるのかもしれない。
ただ、宣伝もせずに勝手に売れるなんてまずないですよと。
多分、有名作家さんでも宣伝を一切せずにひっそりと新刊を出してもそこまで売れないんじゃなかろうか。
そこって、作品の良い悪い以前の問題だと思うのです。

というわけで、当サークルの本も興味がありましたらお立ち寄りいただければと思います!擬人化?どうせ捏造ホモだろ?という方にこそ、ぜひお手にとってその捏造っぷりをご堪能いただければと思います(ちなみに男性化メインだけど、ホモじゃないんだよな、これが)。当サークルの擬人化小説は鉄道・地域知識がなくても楽しめるように作っておりますが、知識があると3倍楽しめるという摩訶不思議な小説でございます。
Webカタログはこちらですが、徐々にアップしていきますのでよろしくお願い申し上げます!(しつこい


あと余談。
ネットでのサークル叩きは、逆にそのサークルの宣伝になることがあります。叩かれて名前が出たことで、初めてそのサークルを知る、興味を持つという方も多いのです。んでもって、叩かれた内容が本当なのか?と確認しに行ったり、叩かれるような作品書いてるのかよこいつと思ってサイトを見に行った結果ハマったとかというのは日常的に起きております。
なので、名指しての叩きは気にしなくていいんじゃないかなあと思います。不愉快ではあるけどね。
ほらいうじゃないですか。
「好きの反対は嫌いではなく無関心」。
嫌いだと表明している間は、相手に関心があるのです。実は好きなんだけど「嫌い」という形でしか表現できない人なんだーと思うと、結構気楽に慣れますよん。