久しぶりのこのタグ関連の話です。
いや、何人かからA氏ことあかみ氏について問い合わせがありまして。
……別に質問とか全然構いませんが、過去は付き合いがあったものの現時点では基本的につながりが切れているという状態(とはいえ、メルアドとかは知ってるのでそういう連絡方法ができないわけではない。けどそれを使うことはないだろうお互い)なので、そのへんの認識でお願いしたいと思ってるのですが。

と、いうか。
解決が長引いているというか、なんというか。
あかみ氏たちの事故調関係についてもちょっと思うことはあるのですが今回は脇に置いといて。

本来、これの解決方法というのは、主催組の中でもリーダーに当たるKey氏が表に出てきて謝罪をするだけで8割は片付いていた気がするのです。
それが、他の主催組(という名のスタッフ)に全責任押し付けて逃亡したから解決しないわけですよね。
なので、この件について関わっている人たちの大半は、なんとかKey氏を引っ張りだすべく動いているわけで、その手法のごく一部にやばい方法も含まれてないか?ってのも脇に置いときますが。

警察に動いてもらおう!という発想になるのは、ものすごくわかるのですよ。色々と悪質すぎるというのは、心情としてわかるのです。
わかるのですが。

じゃあ実際にそのための方法となると、結構難しいんだよなあ…という話。


考察の初めに。
私、色々関係者から話を聞かされたりする立場ではありますが、基本的にただの外野ですので(文句を言いたいのはあかみ氏に対してであり、Key氏とイベントそのものに関しては無関係の立場)、状況として抜け落ちがあるんじゃなかろうかと思います。その場合、ツイッターなりこのブログのコメントなりで指摘していただけますと非常に助かります。

問題点は。
  1. 郵便事故があったと発言したが、実際は発送自体が虚偽である
  2. 使うとされていた会場すべてを借りていなかった
  3. パンフレットにカバーを付ける・ノベルティ作成などの発表に対し、制作した跡がない、もしくは入稿したものの印刷所にお金を払っていない
  4. 中止発表をしたものの、返金業務をおこなっていない(お金を集めた通帳を持っているのはKey氏だが、実際の返金業務を行ったのは他の主催組であるヒノ氏である)
  5. 質問に対して回答せず逃亡
  6. 外部者が他の主催組に対し恫喝などを行う
  7. 外部者にサークルや主催組の個人情報が渡っている可能性がある

……だいたいこんな感じだよね。感情抜きでまとめると。
で、青い文字にした箇所(6,7)は一旦脇に置きます。問題がKey氏メインではないので。

で。犯罪を犯している人を裁く「刑事事件」と、人と人の争いを裁く「民事事件」という2種類がありまして。まず、これらが刑事事件として取り扱えるのか?ってのが、警察が動くポイントとなります。つまり、犯罪を犯してるかどうか。

……で、困ったことに。
犯罪を犯してる、つまり「刑事事件」として扱ってもらえそうな案件って、1~5の中だと1だけなんですよ。

1に関しては、私文書偽造罪に抵触しますので(特にWebに上がっている領収書など)これを持って刑事事件化するのは可能なのですが、これ、第3者が告発しても受理されないっぽい……。日本郵政さんが訴えないといけないのですが、更に問題なのは、日本郵政さんがこの私文書偽造によってどんな被害を被ったと考えているか。……いや、問い合わせとかそういうめんどくさい人の対応とかあったと思うんですけど。
ちなみに郵便事故があった!という発表がこのトラブルの発端であるはずなんですが、郵便事故が本当にあった(出したものがマンションの外に捨てられていて、一部の封筒の住所等が剥ぎ取られていた)のならば、逆にKey氏側が日本郵便に対し刑事事件として警察に訴えないとまずいと思うのですが(じゃないと郵便物を捨てた犯人、住所を切り取った犯人がわからない)、その形跡もない。実際はそれすら偽造である可能性が非常に高いわけですが、その点についての風評被害というものも、日本郵政さんは被っているわけで。
ただ、それらすべて含めても第3者(日本郵政以外)からの訴えでは警察は動けないのです。

2については「そもそも開催する気がなかったのではないか!というわけで詐欺罪!」と言われていますが……。全く借りてなかったわけではなかった(1部屋は仮払金として一部払ってる)ので、詐欺をする意思があった=詐欺罪としては実は成立できない…。これがどの部屋の仮払金すら払ってなかったとなると話は変わるんだけど。

3は刑事事件として扱える案件ではない(民事事件)。ついでに5も同様。

4に関して。カネを集めるのが目的だった!という詐欺罪とか色々罪名挙げられそうなんですが。「ヒノ氏がサークル参加費を返金をしている」という時点で、終了なのです。「ヒノ氏は自腹だよ!頼まれてやってるだけだよ!」という意見は非常にごもっともなのですが、ヒノ氏も主催の一人と表明されてしまってる以上、主催側から返金はされたという事実になってしまうのです。またKey氏側も(ごく一部に対してですが)返金をしたよ!と宣言し、その証拠の写真がネットに上げられているので、「返す意思がないとはみなされない」ので刑事事件扱いは難しいのです。
(個人的感想。Key氏側の返金があった!証拠の画像などは、Key氏の友人が詐欺罪に問われないための小細工ではないかと思ってるのですが、これも確証がないとなんとも)
なお、ヒノ氏がサークルに返金したのは自腹でありサークルから集めたお金ではない、サークルのお金はKey氏が持ってるからヒノ氏がKey氏を訴え云々という話もどっかで聞いたんだけど、あれは民事事件にはなるけど、刑事だと該当できそうな罪名がないんだそうだ。
(強いてあげれば「横領」とかかなあ……。ただ、それを(社会的視線でいうと)「仲良しグループ」レベルのものに適用できるのかどうか)

グダグダ書いているのですが、第3者がKey氏を刑事事件として訴える方向に告発するのはかなり難しいのです。ものすごく納得行かない人が多いと思います。私も調べて(ついでに警察関係者法律関係者弁護士その他に相談して)思っています。

た、だ、し。

刑事事件としては難しいのですが、これ、全部民事事件として訴えること可能なのですよ。民事は民事で別の難しさがあるのですが(どっちかというとお金と時間の問題かな…)2~5について民事事件として取り扱うべき案件であります。
そういう意味で、Key氏を訴えることは可能です。民事で訴えられてKey氏が負けたとしても前科がつくわけじゃないのですが、損害賠償請求は確実に出来ます。
できますが。「損害をどこまでとみなしどのくらい請求するのか」「弁護士費用はどうするの?」(たまに「裁判に勝てば弁護士費用は負けたほうが払ってくれる!」といってる人がいますが、それはデマです。勝てば請求した賠償額の中から払えるよねって話であり、最初からその分上乗せした金額入れておこうぜという話でもある)というお金に絡んだ問題も多々あるのですが、最大の問題点。

「訴える相手の本名・居住地・連絡先その他がわからないと、民事訴訟に持っていけない」

Key氏が引越しをしたという話が流れております。その後どこに行ったかわかりません。
ついでに言うと、ネットに流布されているKey氏の本名は本当に本名なんだろうな?という問題もあったりします(他の主催スタッフさんに対してまで名前使い分けていたという話もあるし)。連絡先は基本的にメールはダメで電話番号とかになるのですが、これにしたってなあ……。
ネットに関連するトラブルの一部においてはこの全てがわからなくても民事訴訟ができるケースもあるのですが名誉回復のための訴訟であって、損害賠償請求を絡めるとさすがに被疑者不詳では無理だよなあ……。

というわけで、なんかいい方法ないかねえと頭を捻ってる次第。

あっと忘れてた。
6と7に関してはKey氏も関係してるはずなんですが、主犯にはならないので今回抜いたというのが脇においた一番の理由ですが。
6に関してはその内容を聞いたわけではないので判断できませんすみません。

7に関しては、稿を改めて話すほうがいいと思ってます(すでにこの記事も長いし)。
これはこれでめんどくさい話ではあるのですが、しばしお待ちくださいませ。