一番最初に書いておきますが、【どこの】イベントかという話ではありません。
……いや、似たようなシチュエーションが同時多発的に起きてるので、特定のイベントにしたってあまりに多すぎるのよ、実は(水面下で発生してる件も含む)。

あるイベントAのスタッフと、あるイベントBのスタッフが仲が悪いというのはよくあります。
別にどこかのスタッフって話じゃなくても、AさんとBさんが仲悪いって話はよくありますよね。それがたまたまお互いイベントスタッフやってたという話。
……この【個人的な】仲が悪い話を、イベントスタッフだからってイベント運営に持ち込むケースというのをここ最近やたらに聞きます。

……ここ最近っていうのは嘘だな。昔からよくある話だな。うん。

たいていはどっちかは気にしてなくて、どっちかが突然喧嘩をふっかけてきて、そのまま揉め事が大きくなっていって……というケースが多いんですけど、まあ、喧嘩の原因は色々ありますし、この辺は個人で解決しろやお前ら大人だろと思うのでスルーします。


……こういうスタッフの揉め事がイベント同士の揉め事になったとき、よくあるのが「相手のイベントが自イベントで宣伝禁止」なのな。 

 

地域がかぶってる、ジャンルがかぶってるなど、自分のイベントと競合すると考えられるイベントに対し、「宣伝禁止」というのは、一見正しい行為に見えるかもしれません。
いや、短絡的に見ると、自分のイベントに来てる人たちが他のイベントを知らなければ他に行くことがないわけで、そういう意味では「正しい方法」なのですよ。サークルさんも一般参加者さんも、人数には限りがあります。そして参加できるイベントにもある程度は制限があります。主に金銭的に。
(稼いだお金をほぼ全額同人関係に注ぎ込めるという社会人は別にして)
そのイベントが参加してて楽しいイベントであり、なおかつ他のイベントを知らなければ、他にいくことはないわな。
という理論は正しいです。
ついでに、今はわざわざ他イベントで宣伝などしなくても、Twitter含めたネットなどでイベント検索が出来る時代です。なので、そっちから新しい参加者を呼びこむことも可能だったりします。

そう考えると、他イベントの宣伝禁止というのは、いいことばかりな気がします。

ただし。
当然ですが、デメリットも有ります。
自分のところで宣伝は禁止だけど、うちの宣伝チラシは配布させてよ!なんて言い出せば、そりゃあ相手から反感を買うでしょう。となれば、相手からも「あんたのところだけは禁止」と言われても仕方ありません。
また、いくらネットでの宣伝か可能だといったところで、チラシの効果というのはまだまだ馬鹿に出来ません。特に中高生を中心とする若い人が参加者として多い即売会の場合、チラシを見て参加しようかどうか決めるということも多いのです。学校とかで「このチラシ見たんだけど知ってる?」「あー、行こうかなと思ってるけど一人じゃねー」「じゃあ一緒に行こうか?」ってのは、ネットの告知よりはチラシの効果というのが少し強いような気がします。(学生だとツイッターとかも禁止されてることがあるしね…)
(LINEは?って意見もあるけど、あれにしたって誰かがそのイベントの存在を知らないと話しにならないわけで……)
というわけで、普通そういうイベントは他イベントでチラシ配布などさせてくれないケースが出てくるわけですが、他イベントで不満があるけど…という人を取り込めない可能性もあります。
もっと言うと、人というのはどんどん年を取っていき、それにともなって生活環境が変わってきます。今参加しているサークルさんや一般参加者さんもいつか卒業していきます(いつまでも卒業していかないでこの世界の隅っこにしがみついている私みたいなのとかもいっぱいいますけど…。そういう人は目立つゆえに卒業してないように見えるだけで、実際はその数倍卒業生が居るのですよ)(出戻り組とかどうなんだとか言わない)。となると、新しい参加者を呼び込み続ける工夫をしなければ、いつか尻すぼみしてしまうのですが、それを防ぐためのチラシ配布が出来ないというのは手段の1つを失うわけで、長期的に見るときつくなっていきます。

まあ、1回2回の単発で終わるイベントなら、そこまで気にしなくてもいいのですか!(ぁ

さて、チラシが他イベントで配布できなくても、ネットで告知できればいいじゃない!という意見もあります。
最近の人気ジャンルはオンラインのみ申込だったりするなのか、Twitterなどの告知のやり方が上手いせいなのか、チラシを作らずに宣伝をして参加者を集めたりしています。
ただし、この手段は「参加者もツイッターを見ることが出来る」前提で成り立つ宣伝方法です。
中高生向けイベントですと、個人的にはあんまりおすすめしません。ジャンルによってはネット宣伝すら難しいジャンルも有りますしね…。
あと、ネットというのは最近魚拓システムを多用する方が多いため、失言などものちのちまで残る傾向にあります。TwitterやWebサイト上で相手イベントを批判すると、その画面を魚拓などで残され、何かがあった時に証拠として持ち込まれるケースもないわけではないのです。普通はそんな事態になる方がおかしいのですが、何がどう起こって怒るのかわからないのが未来というものです。

……ほら、イベントに参加するかどうかを判断するのは参加者なのでねえ。
スタッフ同士で揉めてるよ!ってイベントに参加するかどうか、判断するのは参加者なので。
気にしない人もいますし、巻き込まれるのが嫌だ!ってことで参加を取りやめる方も居るでしょう。
これが噂レベルでしたら「あくまで噂です!そんなことありません!」で納得する方も居るでしょうが、WebとかTwitterとかといった形の残るところで揉め事が見えると、否定したところで信用されませんし……。

人間同士ですから、揉め事が絶対に起きない!なんてことはありません。
これはイベントスタッフであろうと主催であろうと同じです。スタッフは聖人君主なんかではないのです。
ただ、揉めてるイベントに行きたくないって思うのが心情じゃねえかなあと思う今日このごろです。
もちろん、もめていることとイベントの運営そのものは別の事象ですので、関係ないと思うのも心情です。
なので、誰がどのイベントに参加しようと、そんなのは関係ないのです。が。

自分のイベントのところだけに囲い込もうとして、自滅した例というのもないわけじゃないので。
ヘタに他人、ヘタに他の団体に喧嘩を【表向きで】売らないほうがいいんじゃないかなあと思うのですがねえ。

ちなみに余談。
「競合イベントがムカつく」はまだ笑って済ませられますが、「どういう手段を使ってでもぶっ潰す」とか言われると、対象イベント以外のイベントスタッフも、そのイベントに対し警戒心をいだきます。「いや、あのイベントだけですよ!潰したいのは!他のイベントは関係ありませんよ!」といったところで、信じてもらえるかどうかはわかりません。
(潰したい!と思う程度の憎しみの理由がみんな納得するものでしたら支持者も現れるでしょうが……)
そういう点でも、少なくともネット上という全世界の人達が見られる環境で、他イベントに対し敵視むき出しの文面は書かないほうがいいんじゃないかなあと思うのです。
部外者から見ると、ねえ。なんかヤバイんじゃね?って思うもの。