サンシャインクリエイションさんが、来年度より今までの年4回体制から年3回体制に変更とのこと。
(リンク貼ってますが、まずかったら連絡ください)
それについて、減少続いてるしなあとか、もうサンクリはいらねえ!とか口の悪い人が色々言ってますが、まあ、事情は色々あるでしょう。
公開されてないところなのでイベント名とかは言えませんが、それ以外にも年数回定期開催していたイベントの幾つかが年回数を減らす予定という話をあちこちで聞いております。
どこか、とか詮索してはいけません。

逆に、年回数が増えているイベントも有ります。
そうさく畑さんなんかはCity系(オンリー含む)や青ブー系イベントと同時開催という形で開催回数を増やす方向に行きつつあります。これがいいかどうかもわかりません。

スタジオYOUさんのオールジャンルイベントも、地域によって年回数に格差がありますが、これも回数増加傾向だったり、逆に減少・撤退の動きを見せたりとしております。

それについては、主催側のいろんな考えもあるでしょう。企業なんかですと、【儲からなければ継続は難しい】わけですし、そのためにどうするかという考え方は主催それぞれだと思うのです。



 

ただ、回数を減らす=その企業イベントが危ないとか減少傾向だとかというわけでもなく、逆に回数が増えた=参加者が増えているとか儲かってるとかっていう単純な話ではないと思うのです、私は。

昨今はオールジャンル系よりもオンリーイベントのほうが人を集めやすいと言われております。
また、地方よりも都会、それも首都圏イベントのほうが人を集めやすいと言われております。

……個人的には、人が集まればそのイベントは良いイベントなのか?と思う人なので、参加者の多い少ないと良いイベント悪いイベントを直結させる考え方はあんまり好きじゃないのです。
それでも、【収入】という面を考えると、参加者が多いほうが【基本的に】収入は多く入るはずなのです。
また、毎回同じだけの人数が集まり、毎回黒字になっているのならば、回数をたくさんこなすほうが黒字額は大きくなるはずなのです。
※基本的に、とわざわざ強調したのは、多すぎると警備関係を増やさないといけないとか、会場を大きなところにしないと行かんとかといった【支出面】も大きくなり、単純に【儲かる=黒字】とはいえないからです。 

ただ、原則的にはそうなんですけど、参加者(母数)には限りがあります。
同じ日に同時多発的にイベントを開催されても、基本的に参加できるイベントは1つです。
※買い手ならはしごすればいい!とか、別のイベントは売り子さんのみ対応にすれば可能じゃん!とかといったある意味イレギュラーな手法はあるけどさ。
そう考えると、無闇矢鱈にたくさんのイベントを開催しても、人がちゃんと集まるという保証はないわけです。
だから、同エリアや同ジャンルのイベンターは情報交換しあって日程が重ならないようにすべき!って意見が出るわけです。
※ちなみに結構難しいです、情報交換って。とくに、サークル主導のイベントについては、開催告知をするまでお互いにそのサークルの存在すら知らなかったという例は普通にあります。

で、ね。
参加者の母数もそうなんですけど、一番の問題は参加者の金銭面にも限りがあるってことなんですよね。
不景気と言われ続け早十ウン年。イベントのたびに新刊はそうそう出せない。っていうか、イベント参加もたくさん出来ない。サークル参加も一般参加もお金がかかるしね(交通費を無視しても)。
となると、「集客総数が多いイベント」や「はっきりとしたメリットのあるイベント(自ジャンルオンリーとか)」くらいしか参加しづらくなるのですよ。地方のオールジャンルなんかは随分昔からそう言う意味で『不利』であり、「結局お金のない中高生が集まるイベントで、本も売れない」から『ちょっとお金貯めて東京とかのイベントの方が本を見てもらえるし売れるしー』ってなりがちだったわけです。最近は、いわゆる地方(というより田舎)だけじゃなく、首都圏でもそう言う傾向になりつつあるかなあとも思うのです。

それはそれで事実かもなんだけど、それが進みすぎた結果、【売れる本だけを求める買い手と売れなければ本を作らない作り手】とかそう言う妙な事態を引き起こしてる感じがしてるんだけど、これは別の機会に。

人が集まらなければどうするか?と考えたとき。
まずは、企画を考えたり、集客につながる大手サークルさんに頭を下げたりとかっていう方法もあるでしょう。
ただ、それだけじゃどうしようもない場合。というか、赤字がどんどん大きくなっていきそうな状況になった場合。選択肢って3つくらいしかないと思うのですよ。
1.イベント業を辞める
2.同じ会場で開催回数を減らすことで会場費やチラシといった支出を減らす
3.規模に見合った会場(小さくて安い会場)を探し、そこで同じ回数もしくはさらに回数を増やして開催

そうさく畑の場合は上にない4のやり方で、「別イベントに寄生する形で開催」だと思っています。

どの方法がベストなのかは、そのイベントの状況や立ち位置によって変わると思いますし、日本の景気の変動によってもベストな方法って変わってくると思います。また、主催の考え方というのも、選択肢に影響すると思います。なので、どれを選択したとしても、外野はわいのわいのといってはいるけど、どうにもならないのよね。

ネットが発達したというのも、判断を難しくしている原因だと個人的には思っております。ただ、これも別の機会に語りたいと先に言った【売れる本を求める買い手と~】と関連してるので、そっちについては今回はスルー。

なんだろうな。
私も主催はやってるので、どのイベントも盛り上がって欲しいよなあとは思うのですよ。ただ、今これだけイベントが全国各地で乱発状態だとなかなか全部が盛り上がるってのは無理ゲーだよなあと思っております。
無理ゲーなんだけど、だからって、失敗して不幸になる人が増えるってのはあんまり見たくないのよね。
それが知りあいなら、なおさら、ね。

なんかいい方法はないかなあと思っております。思って考えて別のところでちょっと動き出してることはあるけれど、多分このやってることが正しかったのかどうかの答えが出るのは、早くて5年後、下手すると10年以上経たないとわからないかもしれない。
それまで私が生きているかどうか、同人関係の隅っこでもいいから関わっているのかどうか。

そう考えると、今って同人即売会とその主催さんってものすごく難しい選択肢を迫られてる段階なんだよなあとぼんやりと思っております。
とはいえ、即売会が0になるとは思わないんだけどね。同人誌即売会には色々な目的があって、【同人誌の売買】(あえてこう書く)だけじゃないからね。
(それ以外の目的が嫌なんだ!という人も最近増えてるらしいけどさ…)