世の中浦賀の案件で戦々恐々(?)してるわけですが、私もそればっかりかまってるわけじゃないのよ。

とあるイベントで個人的トラブルから始まる最終的にはイベントに対する脅迫行為というくっそめんどくさい話の相談を受けておりまして。
……大変申し訳無いが、何のイベントなのか詮索しないようにお願い致します……。

主催さんがその対応にかかりっきりになった結果、いろいろやりたかったことがおざなりになったり、本来もう少しうまくできたんじゃね?的なことが全然検討できなくて結果が残念になっちゃったり。

最終的には主催さんの自責の念が強すぎて申し訳ない申し訳ないとしか言えない状態になるとか。
私も、相談乗ってた身としてはもう少しうまくやれるように持って行きたかったなあと申し訳なく思うわけで。

何を持って脅迫とみなすかは人によってブレがあるとはいえ、基本的にそんなものはないに越したことがありません。たとえそれが口だけだとわかっていたとしても。

けれど、誰かの恨みを買うことは生きているとあるわけで、そう言う時にどうしたらいいのかなと考えるテキスト。

もっとも、実際においてはケースバイケースゆえ、考えたとおりにうまくはいかないんですけどね。


 

イベントという場に対し、脅迫されたら、脅されたらどう対応したらいいんですか?
ということに対しては、基本的にスルー(見なかったことにする)のが一番良いのです。
特に、Twitterの空中リプとか匿名掲示板とかの「イベント潰す」的発言に対しては、反応せずスルーするのが一番うまく回ります。「場」に対しては。

ただし、世の中にはスルーできる案件とスルー出来ない案件というものがあります。
場を作る側がスルーしたとしても、そうじゃない正義の使者()さまたちがしかるべきところにお知らせするってこともあります。そうすると、然るべきところから場を作る側の人間が呼び出し食らってその後さあ大変!みたいになったり。
また、お手紙とかメールとか、そう言う形で個別名指しできた脅迫的なものをスルーしろといったところで、どだい無理な話なんですよね。

それとは別に、脅迫されたら冷静にいられないのが人間というものだったりします。頭に血が上るか、恐怖に怯えパニックになるかは人ぞれぞれでしょうが、やっぱ冷静になるって難しいんですよね。故に、冷静さを欠いた状態で対応を決めないといけなくなるわけで、その時にまずい方まずい方に手を打ってしまって、更にドツボにはまるってことはままあります。
外野からすると「冷静になれ」というのは簡単ですが、当事者からすりゃあまあ難しいもの。無理ゲーに近い話なのです。はい。

という前提のもとに、じゃあどないせばええねんか。

まず、一人で考えないこと。
ぶっちゃけ、脅迫レベルでなくても、困ったときは絶対に一人で考えて一人で結論を出さない。誰かに相談をしましょう。相談をした相手に迷惑をかけるかも……と考える人に限って脅迫されちゃったりするこの世の中にポイズンなんですが、なんつうか、むしろ一人で考えた結果がアレな方向だった場合のほうが迷惑になるからさ。
相談された人も、何らかの答えを出さなきゃいけない、解決しないといけないと考えてはダメです。
こういう相談ってのは、第一に「相談者を落ち着かせる」ことから始まります。相談者が冷静になると、意外とめんどくさくならずに解決します。しかし、相談者がヒートアップしてる状態では、どんな素晴らしいアドバイスをしたところで意味がありません。なので、アドバイス云々より、話を聞いてあげて、相談者を冷静にさせる能力のほうが重要だったりします。時には叱りつけてショック与えることで、冷静さを取り戻せるかもしれません。状況と相手によるので、ショック療法はあんまりおすすめしたくないけど。

次に、問題を切り分けよう。
この切り分け作業が、冷静さを欠いてる時にやるとドツボにはまる原因になるんだけど。
脅迫的なものってのはたいてい支離滅裂だったりするのですが、そこを一歩引いて何に対して脅迫してて、何を要求してるのかを分析しましょう。
本当に「場」というものを脅かしてるのか、それとも場を作る中の人を脅かしているのか。
……分析すると、「場」そのものを脅かしてる例って、あんまりありません。たいていは中の人を脅すために場を脅しています。そう考えると、イベントに対する脅迫行為って、要するに「人質は預かった!」的な話なのよね。その人質は犯人の手の中ではなく脅されてる人が持ってるんだけど。

黒バスイベント脅迫状事件に関しては、あれは個(イベントを作る中の人)ではなく場が持つ思想というか、無差別・愉快犯に近いものなので、こういうのに対しては毅然と無視か、然るべきところにご相談しかあんまり手はないんですよね。逆にしかるべきところからお呼び出しかかるほうが先かもしれないし。
こういう「冷静になったところで切り分けようがない脅迫」ってのもありますが、たいていは問題点って切り分けられるはずです。

冷静になって、問題を切り分けたところで、ようやく対処法を考えましょうとものすごく言いたいです。
もちろん、対処法を考える段階も、一人で考えないほうがいいです。
大抵が「個」の問題です。言い方変えると「対人コミュニケーション問題」です。どこかですれ違っています。
……ただ、経験則から言って、脅迫しちゃうくらいの相手ってのは、同じくらい冷静さを欠いています。視野も狭くなっています。なので、接触してコミュニケーションをとって話し合いで解決しましょう!なんてことは諦めましょう。そういうのは、お互いに落ち着いてからでないとどうにもならんのよ。距離と時間がその辺は解決してくれる、はず。(距離問題は、ネットという距離感を感じなくなった物のせいで取りにくくなってるんだけど)

で、ね。
ここから重要なんだけど。

今までだらだら書いた内容って、修羅場になってからだと遅いんだよね(どーん)。
本音をいうと、イベント主催やスタッフという「場を作る人」たちは、個人的トラブルを抱えたら、できるだけ早めに誰かに相談したほうが良いです。
スタッフだけじゃなく、サークル間トラブル、サークルとファンでのトラブルも、泥沼化すると、そのサークルが参加するイベントに対し脅迫するという頭悪い修羅場が起きたりするので、やっぱりそういうのは早めに誰かに相談して欲しいですね。

その上で、脅迫という「罪」のみを断じてほしいなあと。
脅迫した「人」を断じてしまうと、解決しないどころか延々と修羅場が続きます。他のものに飛び火したりします。それじゃ、だめなのよね。いや、私も人を断じたくなることが多々あるんですが。
「罪を憎んで人を憎まず」ってのが、トラブル対応時に求められる気がしております。


……ものすごく余談ですが。
こういうトラブル対応相談を受けて、一番きついのが「感謝とちょっとした反省が見えないこと」です。
反省しすぎて自分を追い詰める人が結構多いので、基本的には反省しろと言いたくないのですが、まれに反省のハの字も見せず、さも対応してもらうのが当たり前!って態度の方がおられましてですね。
形だけでもいいので、迷惑かけてごめんなさい、ほんとうにありがとうございます!という態度を見せてほしいなあと思う人が極稀に居るんだよね、実は。
……くっそめんどくさいのが、こういうこと書くと「私のこと?ものすごく迷惑かけててごめんなさいごめんなさい!」という方が多数出てくるんですけど、ぶっちゃけ、これ読んで『私のことでしょうか?』と聞いてくる方の98%は違います。皆さんは感謝とちょっとした反省が見える人たちです。困ったちゃんは、これ読んでも「あーこういう迷惑な人よくいるんだよねーちょっと信じられないよねー。まあ私は大丈夫だけど!」という人たちです。
あ、2%程度、迷惑をかけた人全員ではなくごく一部にしかお礼を言わなかったり、相手によって言ってること変えたりしてるので、大半から反感食らってるってケースがあります。そういう人はマジで気をつけよう。

……あー、お前はどうなんだと言われると、無関係者にそう言う態度を見せる必要はない主義なので、まあ。そう見えないだろうなあと思ってます、ハイ。

本当のトラブル対応としては、脅迫という段階に行く前にトラブルの芽を積んでおくのがいいのです。
けど、その段階をとっくに過ぎてしまってから気づく場合もあるのが、トラブル解決が難しい原因の一つだと思ってます。そして、その段階になってから対応しようと思っても、頭がパニクってるから難しいのよね。

基本的には「場」に対する悪意に屈するのはナシだと思ってる人ではあります。ケースバイケースというか、屈せざるをえない場合も出てきつつありますけど。
でも、「じゃあがんばってくださいね!」というなんつうかこの手のノウハウ系の締めの言葉みたいのも使いたくないんだよね。頑張ってなんとかなるもんでもないので。
恨まれないように生きればいいと言われても、何に対して恨みを買うかなんかわかったもんじゃない。とばっちりで恨まれるケースもあるしね。
むずかしいよねー。








……え?
肝心の対応方法が書いてないって?
どうすればいいか書いてないって?


……そこはケースバイケースすぎるので、冷静になったあとでマジ個別対応としか言いようが無いのですわ……。
(訳:だからこの記事はただの愚痴記事なんだってば)