人というのは、いつか亡くなるものです。
なんてことは、頭の片隅にいつも鎮座しているのですが。

自分にとっては「ある日、突然。」であっても、身近な人にとってはそうでもなかったりするもので、要するにある日突然なのは、それだけその方と縁が遠い関係だったから。

そんなふうに思ってました。


 


コックローチ武田さんがお亡くなりになったと、Twitterで流れてまいりました。
見た瞬間、「早えええええええよおおおおおおお!!!おっっっっっさあああああああああんんん!」と画面に向かって叫ぶだけでした。
あまりに唐突で、感情があさっての方向でさまよってる状態です。

安らかにお眠り下さいませ。
もしくは、黄泉ケットに先に行かれた皆様と楽しく暮らされてることをお祈りいたします。

コックローチ武田さんというと、コミックシティの2P漫画担当者という人と、そうさく畑の代表さんという人と、車同人誌の人ってのと、どういう認識の方が多いのでしょうか。
私個人は、同人誌即売会連絡会で酒を煽りながら昔話と毒を吐くおっさんという姿が、一番印象に残っております。いや、こみっく★トレジャーやそうさく畑で主催としてバタバタ動きまわってる姿とか、武田さんの個人サークルのスペースで眠りこけている姿とか(ちょっと待て)いろいろ見てるんですけど、やっぱ印象に強いのは酒を飲みながら、どこが冗談っぽく、どこか真剣に、昔話やどこぞやらと管巻きしてる姿が印象的なのですよ。
酒の席で、いろいろと昔話をお話いただいたこともあります。私が知らない時代の同人誌即売会の空気とか、事件とか。巷で語られてる事件の真相とかも。

次にあったらアレも聞こう、これも聞こう。
と思った今年、武田さんはお仕事の都合でお見えになられませんでした。
来年はそれもかなわないことが決まってしまいました。

ちょうど昨日、とあるイベントのスタッフさんにこう質問されました。
「そうさく畑、再開しないんですかねえ?」
そうさく畑については武田さん次第でしょう、仕事が落ち着いたら復活したいって言ってるしーと喋ってました。
あの時点で、武田さんによるそうさく畑の復活はなかったんだなあと、今気がついて、少し脱力しています。

いい人か、と聞かれると、そうではないかもしれません。
人によっては、何らかの恨みを植えつけられたまま、この世から旅立っているのではないかなと思ってます。
他人に植えつけた恨みを抜く暇もなく、あっという間に、せわしなく。

ある日、突然。

……らしい、かもしれないけれど。
やっぱ、もう少しこっちで、若い人たちに昔話をして欲しかったなと。
恨みつらみ、汚いところも全てひっくるめて。

今までお疲れ様でした。そして、ありがとうございます。
 

追記>
上記ブログをアップした直後。
たまたまうちに遊びに来ていた友人が武田さんとお話したときに言われた話をしだしまして。
武田さんとお話したのがコミティアで私のサークルスペースの売り子をしたときにいろいろ言われたとのこと。
……っていうか、そのコミティア、いつの話だ……。
武田さん。
その言葉は、ワタシ、生きてるときに直接聞きたかったです……!

ありがとうございます。ありがとうございます!