東京オリンピックで展示会が長期にわたってできなくなる!それは困るっていう署名活動してます!ってのが、あんまり集まってなくて、署名活動関係者が理由公募!とか言い出してるのを横目で見ております。

いやさ。
あのサイト、ものすごい使いにくいっす。
賛同署名に対し、理由っていらないのです。署名することが理由だから。
会社名は…なんだろう、企業からの署名を集めたいのかなと思ってしまって、そうすると個人の人は署名しにくいよね。
暗号化については……ああ、うん。最近気になる人多いよね。

なお、私は署名してません。理由は「防災公園を潰してそこにメディアセンターを作れ!」という代替案がどうしても納得出来ないからです。

んでもって、そういう「普段は不要と思われてるものを潰したことで、未来に弊害が生まれてる」という事例を多々見てるので、歴史って繰り返すし勉強できないもんなんだなあとぼんやり考える次第です。

 

商業工業、そして都市の発展という面を考えると、防災都市公園とかヘリポートとか、そういうのは「普段遊んでるだけにしか見えない土地」って見られがちなんですよね。
開いてるんだからなんか作ったって問題ないでしょ!と思われがちなんですよね。

その昔、洪水対策として、堤防を作り、遊水地を作り、そうやって治水をしてきた。しかし、年月は過ぎ、洪水は起こらなくなり、遊水地を宅地化して人を住まわせ、造成に邪魔な堤防は削ってきた。そんなある日、数十年に一度の大雨により河川は氾濫、削られた堤防は崩れ、遊水地だった場所の住宅は押し流されるという大惨事に見舞われる。 
ちょっと前に重病患者を迅速に運ぶべくヘリポートが作られた。しかし、そこまで利用がなかったためヘリポートを管理する人はおらず、その場所は荒れ果てていた。そんなときに発生した重病人、ヘリを使って病院に運ぼうにもヘリポートが荒れ果てすぎてヘリの着陸が難しいそうこうしてるうちに重病人は帰らぬ人となった。
人が乗らないローカル線。道路を作ったし、車社会がやってきたからこんなローカル線は廃止だ!とちゃんと調べずに配線しちゃった某路線。実は末端区間にその地区最大の病院があり、短距離区間でその病院に通う街の人達が多数いたことを、廃止を言い出したコンサルタントは知らなかった。田舎だから誰も利用してないよね!の思い込みで廃止したその鉄道のせいで、その病院に通うのが困難になってしまい、大病院も縮小。縮小化したから代替バスもあっさり縮小で、病院通いには使えない。結局大病をした時には200km離れた都市の病院に通わなければならず、それじゃ暮らせないと更に過疎化が深刻化。

……最後の方は別の恨みつらみが混ざってるんでアレですが。
何かをやるにあたっては全員幸せになることはあんまりないんですが。
何かをやるために「何かを潰せばいい」という考えでは、不幸な未来しか待ってないのですよ。
もちろん、これは署名活動の代替案だけじゃなく、そもそもの「オリンピック開催にあたり首都圏の展示会会場全部使えない」という状況に対してもいえます。オリンピック前後1ヶ月って話じゃなく、年単位で「展示会開催を潰す」ってことだもんね。そりゃアカンのだけどもさ。
アカンのだけど、アカン所を反対するのに、アカン所と同じ手段使っちゃダメなんよ。

私、個人的にはメディアセンターを都産貿浜松町館に作ればいいんじゃないかなと思ってます。
たしかにそこが使えないってのも、復活を期待してるイベント主催をはじめとする小さい規模開催の主催さんからはクレーム来そうではあるんだけど、現状閉館中だし、再オープンが2019年かそこらだった記憶があるので、再オープンが延期になります程度で済むほうがマシなんじゃないかな。むしろ、今立て直してる最中だから、メディアセンターとして使いやすい設備を盛り込むのは、既存施設より楽な気がするという皮算用。
(もっとも、メティアセンターとして必要な広さが確保できるのか?って問題もあるんだけど、複数階層の都産貿と公園に1からつくるメディアセンターだったら、同じくらいの広さが取れると思うのよね)

なんかね。
オリンピックに賛成でも反対でもないんだけど。
むずかしーよねーとしか言いようが無いのが難しいところだと思うのです。