ちょっと前から出てるよなと思いつつ、よくよく考えたら随分前から言われてるよなと思う、とあるイベント会社の問題点。
正直言って自分が同人活動はじめた20年位前から問題がいろいろ浮かんでは消えてるのにもかかわらず未だに続いているというわけで、今更問題点を是正しろと言ってできるものじゃないんだろうなあと半分諦めの極地にあるわけですが。

こう言う問題イベンターが出るたびに言われるのが「このイベンターを追放せよ」「イベンターを潰せ!」というもの。
ああ、うん。気持ちはわかる。あんまりにも同じ失態繰り返されると嫌だよねえ。
……個人的には、イベント主催どこも大なり小なり失態というかやらかしはあるわけで、やらかしがあるだけで潰れると速攻イベント主催する人がいなくなるんだよなあと思いつつ。
(良いイベント主催とされてる団体でも、別方面から見るとやらかしはあるんだよね…)

こういうイベンターを潰せ!に対して「そこでの同人イベントはそのイベンターしかやってないんだよ!イベントなくなっていいと思ってるのか!」という意見が出るのもわかる。気持ちはわかる。

問題は、これを「イベンターに対する擁護」と取られちゃうことなのよねえ……。

 

まず、大前提として。
「イベントというものは、どれだけ良いイベントだろうと神運営している主催であろうと、ある日突然終わる」

イベントがなくなるというのは、ダメイベントだから、人が入らないイベントだからという理由だけじゃないんだよね。長く続くといいなと思ってるイベントでも、予想だにしない理由で消滅することは良くある話です。
2020年問題とかいい例ですね。必死で回避しようとしておりますが。
個人主催だと結婚引退とかもありますし、主催者病気・死亡ってのも時々聞きます。就職に伴い引っ越しとかもイベントが継続不可になりがちな理由ですね。遠隔地の開催って大変だしね。

そのうえで。
「量を取るか質を取るか」
という話になってくるのです。
量というのは、回数の話。もう少しちゃんと書くと、「そのエリアででられるイベントが多いほうが良い」という考え。玉石混交であれば、本人が選択すれば良いだけの話。選択出来るだけの回数・団体を確保すべきという考えです。
要は「0じゃ意味無いじゃん!」ってこと。
質というのは「定期開催よりも参加者にとって質が良いイベントのみを開催することを求む」ということ。質が上がるならば回数は不定期かつものすごくレアでも良い。

私個人としては、量を取るべきじゃないかなあと思っております。
なんというか、主催というのは数をこなしてこそ洗練されるケースが多いので(もちろん例外もわりとある)、みんなが好き勝手に同人誌作るのと同じくらい気軽にイベント主催をやっていいと思うのよね。
当然、玉石混交だろうし、主催が何を目指すかによって多種多様なイベントの形ができると思います。ある人から見ると「こんな邪道なイベントおかしい!」っていわれちゃうようなものもあるかもね。けど、それもありだと思うのです。
ある人から見て邪道であっても、別の人から見ると「これぞ私が求める即売会のカタチ!」かもしれないし。

質を優先すると、画一化してしまうのです。
もちろん画一化がダメってわけじゃないんですけど、画一化なイベントが辛い人の居場所がなくなるのよね。

あと、質を優先するあまり「このイベンターはダメ!潰れろ!」と言って潰してしまうと。
……そのイベンターが潰れることは個人的にどうでもいいのですが、そのエリアでイベントが開催されなくなってしまうという状態が続いてしまうと、本当に怖いんですよ。
空白期間ができても、数年経つと誰かがやるというケースもないわけじゃないんですけど……。
博打だよね……。

要するに、「後釜決まってる状態でダメイベンター追放なら別にまあいいんじゃね?と思うんだけど、そういうのないところで潰せって声上げるの、なくなった後のことを考えると不安だよね」って話です。
ここがダメです良くしてください!って定期的に声を上げるしかないんじゃないかなあと思います。

ダメイベンターじゃなくて良イベンターであっても、後釜もなく消滅してしまい、そのまま即売会空白地帯発生って普通にあるしねえ……。

あとねえ。
ダメイベンターなら潰していいって考えは、わりと良イベンターであっても「1回ミスしたから」「気に入らない」の一言で潰していい免罪符が発行されがちなので、あんまり好きじゃないのです。
そんな理由で潰してばかりいると、主催のなりてもいなくなれば、主催スタッフクラスタという人たちを育てる土壌もなくなってしまうのよね。
ダメなイベント問題イベントであっても残すべきなのは「反面教師」と「改善するためにどう行動するか」を考えられる主催スタッフを育て、実践させるために必要だと思うのです。
……良イベントばかりだと、やっちゃダメなこととか気づくことができないのよね。
人って、他人の振りを見て自分の行動に反映させる生き物だからさ。

それはそれとして、長きにわたっていろいろ問題繰り返してる某イベント会社に於かれましては、ほんとおおおおおおおおおになんとかした方がいいと思います、ハイ。
あの会社がそうそう潰れるとは思えないんですけど(なんか色々聞いたらしい)、問題があっても直りませんでも継続しますって状態がものすごくうへあな気分になっているんですけど。

それでも!
潰れていい、消滅すべしといえないのです。はい。
だから、良くなってほしいなあと思いつつ、そういうこというと「そうやって甘やかすからつけあがるのよ!」という反論が来ることが予想の範囲内なのが、ものすごくポイズンですねと思う何かです。

あ。
誰かが立ち上がってやります!ってのは大歓迎です。
主催やるからには「ダメイベンターは駆逐すべく活躍するぜ!」の心意気でやるのは非常にいいと思います。そういう主催さんは応援しますよ(もっとも、喧嘩を売らないほうが良い場合も多々ありますが…)。