「虚無リンピック」といういわゆる舞台・ミュージカルを(特に好きな若手俳優さんが出るという理由で)観にいったものの、つまらないを通り越してこれはなんだったんだ…金と時間返せ的な作品を投票してもらった記事を何度か読んでおります。
いわゆる2.5次元作品が増えてきて、原作萌えな方と俳優萌えな方が混ざり合う商売において、観た人全員が賛美する作品はないと知っておりますが…コメントの中には「あなたにはミュージカルや舞台は向いてないのよ…」と言いたくなるものもちらほら混ざってたり、逆に「なにその虚無というか恐怖」みたいなのもあったりで、逆に観たい(虚無感を体験しに)となったりしております。


私にも3次元の推しはいまして、若かりし頃は頑張ってお金稼いで見に行ったりはしておりました。推しの片方は舞台にも出てたりするので見に行きたいんですけどね…本音を言えば二人セットな彼らを見たいのでなあ。あと、押しが出てくる舞台が東京ばかりでしかも平日でわりと辛い。昔は元地元とか現地元とかの公演もあったのに!

…私の推しが芸人とミュージシャンで、全員50代になっている事実は忘れたことにしておりますが…(

しかし、舞台って内容詰めすぎても、詰めなさすぎてもついていけないのよねと、推しの概念がなかった頃に無理やり見せられたたくさんの舞台を見てて思うのです。ミュージカルにしろ舞台にしろ、推しがいると「推し」ばっか見ちゃうので舞台そのものの楽しみ方がわからなくなるよなあという経験則。渋谷公園通り劇場通ってた時に推しばっか見てて他の若手全然チェックしてなかったしなあ。
#意図的に芸人ライブと一般的な演劇をごっちゃにしてる書き方をしています。演劇やミュージカルは推し目当てで見に行くことがあまりないのです。

まあでも、推しの露出が増えると嬉しいよね!そのためなら虚無でも地雷でも通うって気持ちはわかります。
ただ、心が死んで推しすらも愛せなくなりそうになるなら、全通しとかせず離れたほうがいいですよ…と思うババアがここにおります。推しが芸人な私でも「…なんでその仕事引き受けた……」と思う何かはいっぱいありますし。
推しのミュージシャンに至っては「なんでそのアーティストのバックやってるんだよおおお!苦手なんだよおおおおおお!!」と発狂してたりもします。そういう時はすっぱり「見に行かない」ことにしています。

とにもかくにも、推しが3次元ナマモノな皆様におかれましては、心身に影響が出る推し出演については見に行かないなどの対策を取られることをお勧めしたく思います…。あと、2次元作品の2.5次元化は合う合わないが大きいので、好きな作品であれば1回見てから通うかどうか決めていいと思うのよ…。