「宇崎ちゃんは遊びたい!」を用いた献血ポスターがセクハラかどうかで炎上していたのが、そろそろ鎮火してくれるといいなあと思いつつある濱澤です。おはこんばんちは。

あれがセクハラかどうか、公的なエリアに掲示するのがOKかどうか、そもそも不快なのかどうかという話は、正直言うと「人によるだろうね―」でFAしちゃうんですよ。表現の自由とかそういう観点抜きにしても、まあ、人によっては不快かもな―と。不快に感じる人もいるだろうな―作品読めば違うとか言ってもそういう人には通用しないだろうな―って点は、セクハラじゃね―よ!派も頭に入れておいていただきたいと思うのです。

それよりも、そろそろなぜ「二次元萌え表現に対しアンチが湧くのか、もう少し内部分析してみね?」と思っております。要は、「セクハラだ男ウケだ公共的にだとかという『表層の言葉』の裏にある(もしかしたら批判者たちですら気づいていないかもしれない)本当の嫌悪感とは何か」ってあたりを考察していかないと、キリがないと思うんですよ。どうせ次になんか来るでしょ的にさあ。



私個人としては、なんで二次元萌え系がターゲットになったかというのは、単に「叩かれた本人がぶっ叩きはしないから」の一点だけだと思うのですよ。

というのも、宇崎ちゃんに限らず、その前のキズナアイにしろ男根のメタファーにしろ碧志摩メグにしろ、それ以外にも色々あった二次元萌えキャラ叩きの叩かれた要因って、見た目・服装・ポーズの話であり、それって20世紀の時代はアイドルやモデルという実在人物のお仕事だったり、耳目を集める性犯罪被害者だったりに対して行われてたものだからですよ。
アイドルやモデルたちの男性の性的パッションを集める服やポーズに対しては最近叩くところをそうそう耳にしません。ゼロではないけども。さらに言うと、そういう胸を強調する服とかセクシーな服そのものが発売されたときに炎上が起きるかと言うと、まあまず起きません。炎上するのは、せいぜいその
その服が好き!と言ってた人が性犯罪被害者になったときくらいでしょうか。服にかこつけて本人を叩くときといいますか。

性犯罪被害者がこういった誹謗中傷について訴えるということが増えてきた昨今は、露骨な叩きは減少しています。ゼロにはなってないんですけどね。なので、こいつをフルボッコしても反撃してこないZE!という相手に対しては、実在している人に対しても行われているわけですが……。

というわけで、「本人が実在していないから絶対に本人からの批判や刑事告訴がない」二次元キャラって、今後もキャラの性別問わず難癖つけてくると思うんですよね……。
……あ?作者がいる?
うん、そうだね。そのとおりなんですよね。けど、作者がそこまでかまっている暇があるかどうか。
あと、自分が創作したキャラが誹謗中傷を受けた場合について、そもそも訴えることができるのか。知的財産権関連で当てはまりそうなものがないんですよね……。著作者人格権も何となくしっくりこないし。
(自分が作り上げた2次元キャラの誹謗中傷に対して訴えることができるようになるには、なんとなく別の法律を動かす必要が出てきてそれはそれで面倒な気がしてる)


で、だ。

この手のセクハラとか女性の役割とかを「服装」とか「ポーズ」とか「立ち位置」とか、そういう論点で考えているうちは絶対に繰り返されるんですよね。実在人物だろうか非実在人物であろうが。
※ただし、炎上させる方はあくまで「服装」とか「ポーズ」とか「立ち位置」とかを問題にしていて、本当に自分たちをイラつかせるものがなにか気づいてないor気づいていても「そんなこといってませーん!」で終わらせるので、絶対に噛み合わないことも知っている。

ついでにいうと、その根幹って(すごくざっくり書くと)「(ある種の)本能・嫉妬」に行き着いてしまうので、まあ、1~2年でどうにかできるもんじゃないと思うのですよ。

うん。嫉妬。
『他人の耳目を集めてしまう』という嫉妬。問題を服とかポーズにしているけど、そんなとこで解決するわけがないと知っているからのキャラ(人)たたきなわけ。
ちなみに言うと、「他人の耳目を集めるがゆえに叩く」という行為自体は、男性にもあります。ついでにいうと、実は性別もそんなに関係はなかったりします。女性の特権ではないです。男がモテる男に対してこういう叩きをしないのは、単純に「やったら自分が非モテである証明になり、異性(女性)が余計寄り付かなくなるから」という本能によるものなので、ぶっ叩くことでヒーローになれる、モテると思う輩は男であっても炎上芸人するわけなんですが。
ところが、女性は「叩いたところで自分が非モテである証明にならない」故に叩きが止まらないんですよね。少なくとも、(自分の好みのタイプの)男性からモテなくなるわけではない。むしろ、同性(女性ですね)からも支持をもらえるわけ。そりゃあ、もう、自尊心くすぐられるわけですよ。

女性は異性である男よりも同性である女の反応を気にします。自分の意に介さない女性に対し、「名誉男性」とか言ってしまうのがわかり易い例です。逆に、男性は同性である男の反応よりも異性である女の反応を気にします。

……あれ?男も女も「女」の反応を気にしているんじゃね?

はいっ!!さららーんチェーーーーック!!

そうなんです。
この手のセクハラ訴え問題、男に対して批判という目を向けているように見えて、同性である「女性」の反応を見ているんですよ。ただし、ここで言う「女性」を「自分たちと同意見の人間」と思ってるのが、昨今の炎上お気持ち女子なわけです。この手に肩入れする男性も「女性」しか見ていないわけで、男性の意見とか名誉男性の意見とかはどうでもいいわけでございます。

というわけで。
炎上フェミな皆様たちに、男性や名誉男性な私らがどれだけ言っても無駄なのでございます。そして、こういう物を安全圏から叩き、排除されることで、自分たちにも均等(控えめ表現)にイケメンがちやほやしてくれると信じているわけです。敵は少ないほうがいいからね!的な。
これって本能的なものなのですが、教育によって感じなくなっているといいますか、脳に明文化されていないといいますか、そんなコト思うだけで恥である的なものになっているので、外野がどうこう言っても無理でしょう。誰かが言ってましたけど「文化が違いすぎて対話も不可能なのに、対話名目で戦争仕掛けてくるわけだから、やられる前にやれ」ってのは、的を得ているんですよね。いや、私個人はそういうことをしなくてもいいような方法を考えたいのですが、それってすごく綺麗事を言っているな―という自覚はあります。

そして、「嫉妬」と書いたはいいが、実際はそんな端的な感情じゃなくてもっと複雑かつめんどくさいような、実際は割とシンプルじゃね?という炎上フェミな人達の思考を!!



書けるだけの体力が残っていたら書きます、はい。