こっちのブログ書いているの久しぶりな気がしています。同人的に書きたいネタが無いだけなので気にしないでください。

と好き勝手書いていますと、
「なんか文章書いてください!タダで!」
的依頼(?)も時々飛び込んで参ります。暇な時はわーいと飛びつく傾向がある私ですが、いつだって暇とは限りません。また、内容によっては暇でもお断りすることが多々あります。

そんなフリーランスにお仕事をしている私は思うのです。
「相場というものはない。あるとしたら時価だ」

…サラリーマンですと、収入固定が多いですからね…。



例えば「私」とか「●●先生」とか、個人の中ではある程度相場はあるかもしれません。というか、基本的にこのくらいの案件ならばいくらからという感覚がないと、お仕事としてやっていくのは難しいものです。
ただし、A先生とB先生で相場が違うのは当然かと思うのです。だって別の人だもの。

この辺は食べ物なんかで例えるとわかりやすいでしょうか。そうですね、パンケーキ類とか。コンビニでも買えるパンケーキと、カフェのパンケーキは値段が違います。カフェでもお店によって違いますよね。そういうことです。3000円のパンケーキが高いと話題になりましたが、そんなものは店の勝手であり、その値段で食べたい人のためのものです。そこのパンケーキが食べたいのならば提示された金額を払うしかありませんし、お金がないけど(どこでもいいので)パンケーキを食べたい人は手持ちの金額で食べられるお店で妥協しなくてはいけません。「あそこのお店1000円でパンケーキ食べれたぞ!お前の店に3000円パンケーキもそれに合わせろ!」と言い出す人は一定数いるでしょうが、それは「頭おかしい人」扱いされるのがオチです。

各種原稿依頼も同じです。同じサイズカラーであってもA先生とB先生で違いますしA先生の中でもサイズやカラー、納期などによって価格は変わります。ついでに言うと「時価」なので本人の気分や仕事の入れ具合、果ては依頼主の態度ひとつで変わる代物なのであります。

というわけで、依頼したい人は見積もり…というかいくらで作ってもらえるか聞いていいのです。ただし時価ですのでどういう内容を依頼するのかわからないと見積もりを出しようもありません。イラストならば、描いて欲しいものの他に、サイズやキャラ数、背景の有無、利用場所(アイコン、壁紙、ゲーム内、印刷用、グッズ用とか)、納期、リテイクの有無と回数あたりの情報があると見積りしやすいかなあ。

ちなみに相場を出してる人もいます。多分色々あったんだろうなあとお察ししますが、それに他人を合わせろ!とおっしゃる方は結構な確率で厄介さんになっている感が致します。●●先生の相場はいくらだったから!あなたも!とか言う依頼者はブラックリスト行き決定です。
(相場はあくまで参考価格なので、実際に相場を出している人に頼んでもその金額で自分の理想ができるとは限らないのですが)

同人界隈にいるとどうしてもお金の話はなあなあになりがちです。ですが、お金の話を曖昧にしてると100%揉めます。作品が出来上がってからもめるのはお互いに不幸ですので、取り掛かる前に解決させておくべき話です。もっとも取り掛かる前に揉めることもしばしば発生しますし、解決したはずのお金の話が納品前後で突如揉め出すというのは企業間の商取引においても稀によくある事例なのが辛いところですが。

あ、あとですね。
お金の話はオープンな場所でやらない方がスムーズに進むことが多いです。いや、まあ、クローズな場所でやったせいで証拠が残っておらず泣き寝入りというケースもあるのですが、オープンな場でやると厄介さんを引き込みやすいんですよね…。メニュー的相場まではオープンでもいいのですが、実際の依頼時見積もりなどはオープンすぎる場所でやらない方がおすすめです。

最後に「依頼者と請負人は平等の立場である」ということを頭に入れておきたいですね。
お金を払う依頼者が偉いわけではありません。かと言って依頼原稿を手掛ける作者(請負人)が偉いわけでもありません。片方が「俺が偉いんだぞ!」をやり出すと大抵拗れます。かと言って、自分の立場を卑下する必要もありません。
お互いの立場に敬意を表しつつ、お互いの権利を理解し守るという前提でやりとりするのが、理想でありトラブルから身を守る手段だと思うんですよねえ。

…誰かに「私好みの小説を私が読むためだけに依頼するのはあり?」って聞かれたのですが、これもありですしそういう依頼をいくつかみております。需要が今一つ掴めていないので多分相場もへったくれもない気がしますが…。