C103新刊は脱稿しました。新刊既刊情報については、今週末までにはアップしたいところ。
わたしゃ、M-1グランプリをリアタイしたい(なお土曜日はお仕事です)。
そんな脱稿タイミングで、こういう記事が流れてきましてですね。
まあ、若い論客ほどすぐなんでも【終わり】ってつけたがるよね。
そのほうが注目を集めやすいんだよなー…とは思いつつ、読んでみました。
なんだろうなあ。頑張って分析してみましたって感じはあるんですけど、分析のための引用データとその分析自体が甘すぎるなあと感じまして。で、分析の甘さについては自分もあんまり人のこと言えないのですが、そもそも分析データと言うか見識が甘いを通り越して偏見レベルに達しているのはちょっとなんというかその。いや、自称評論家ほど分析すればするほど偏見な結果を述べがちなのですが(自分も含め)結論はさておきデータの読み方が間違ってるのは流石にどーよと思った次第でございます。
なので、データの読み間違いの指摘を試みたいテキストを投下。
ざっと読んだ感想
……筆者はコミケ(コミックマーケット)にすらろくに参加せず、カタログだけで論じてるなーというのが 、正直な感想です。大学生という年齢からして若い人なので、過去の歴史とかは全然知らないでしょうし、参加してない人が論じてはいけない!という話はしていないのですが。
参加したことがないゆえの机上論になっているんですよね。
それどころか、他の同人誌即売会についても直接足を運んでいないように思えます。赤ブー系即売会もそうですが、他の(男性向け)ジャンルのオンリーイベントも参加してないようにすら見えるのです。
ただ、同人誌自体は購入してるでしょう。なので、本音を言えばコミケもオンリーも参加してるはずなんだよなあ…と思いたいのですが、即売会どころか好きジャンルに対しての見識がかなり薄く感じられるのですよ。
なんというか、他人の意見をそのまま鵜呑みにして語っちゃってる感が強いのです。
若さとはそういうものとは思うものの、その薄さに自覚がないまま「コミケの時代は終わり!」と書いてしまうので、イタタタタ…と感じるのでしょうなあと思いました。
認識の誤りの指摘(前半戦)
【赤ブーオンリーがかなり大規模】【これはコミケが縮退してるのでは】というあたりについては、ざっくりと間違ってはいないと思っています。個人的にはコミケは縮退しているわけではないとは思うものの、この辺は立ち位置の問題もあるので否定はしたくないところでもあります。
なんですけど、これらの結論を出す過程に用いられてるデータと分析がツッコミだらけなので、個別に指摘していきたいと思います。
赤ブーというのは「赤ブーブー通信社」という会社名であって…というのもあるのですが、今回取り上げられた巨大オンリー集合イベントの他に「COMIC CITY」というイベントが有りまして、赤ブーさんはそちらの運営がメインです。もっというと、発端になっている「Dozen Rose FES.2023」(該当記事だとDosen Roseになっているな…)というイベントは開催したいカップリングオンリーを投票し、特定投票を集めたもののみで合同開催するという特別企画イベントであって、女性向けイベントはこういうもの!と捉えられかねない話になるのは、赤ブーさんも困ると思うんですよね。
もちろん、コミケよりも赤ブーのほうが申込締切が遅く参加しやすいというのは間違っていないのですが、該当イベントの場合それ以前に投票して自カプオンリーを開催してもらう運動が必要であり、すべての女性向けジャンルを網羅しているわけではないのでなあ…。
(特別企画な特別なオンリーイベントに人が集中するのは、男女とも同じだと思います)
なお、COMIC CITY(オールジャンルイベント)側には、男性向けサークルエリアが存在します。開催都市と規模によりますけど、完全なる女性向けイベントではないのです。
確かに、コミケ103において全サークル数25840に対し、女性向けソーシャルゲーム(ジャンル315)配置サークルは136であり、0.5%というのは正しいです(引用データにも記載されているしね)。しかし、女性向けというものはソーシャルゲームだけではないですし、なんというかめちゃめちゃ小さいジャンル1つを指して「ほとんど一掃された」といわれてもという気分なんですよね。
あと、女性向けソーシャルゲームカテゴリであった「刀剣乱舞」を独立単独コード化しているので、【女性向けソーシャルゲーム】というカテゴリで語るならば、最低限刀剣乱舞サークルを含めた数字で語らないとおかしなことになりがちです。
(ちなみ「コミケジャンルコード300番台のソーシャルゲーム」というジャンルを見たときに、FGOや艦これも女性向けサークルが一定数いたりするという事実は押さえておく必要があるし、ゲーム・デジタル系というくくりではジャンルコード200番台の調査も要求されるので、データを読むのは難しいジャンルではあると思う)
いやいやいや。
あんスタやツイステの同人誌!と言ってるじゃないかというツッコミはあるでしょう。
これについては、「イベントによって参加するジャンルが異なるサークルが結構ある」「別ジャンル参加だが該当本は置かれている(特に既刊)」「女性向けはジャンルやカップリングを隠語で書く人が多い(カップリング隠語のみのケースも)」というのもあって、ジャンル外の人間にとっては探すのが難しいと思います。該当ジャンルがコミケにない!と言いたくなる気持ちはちょっとわかります。
ただ、実際はどうか。Webカタログでざっくり検索してみた結果で言うと、あんスタは確かにほとんどなかったです。2日間で4件(315配置は1件)しか見つからない。ただ、ツイステは35件(315配置は24件)ヒットしました。Webカタログでは検索に引っかからないあんスタ/ツイステサークルもちらほらあるので(補足説明や詳細情報にジャンル名が書かれていないサークルは検索できない)実数はもう少し増えると考えられます。
その上で、さ。
約25000の中の35って、割合にしたら少ないでしょうけど、オンリーイベントで35サークルって結構大きい、よ…?赤ブーでもオールジャンルのCOMIC CITYで割合出したら数字的には大きくは変わらないんじゃないか、なあ。特にツイステは。
(オンリーになったら数字が増えるのはどのジャンルも一緒です)
単独コード化だけでほぼ存在しないと決めつけるのも大概なんですけど、女性向け(が強い)単独コードは以下の通り(C103に限定)
これは完全なるミスリード。
第1回の入場者割合(サークルも一般も含めてる)と2011年調査のサークル参加者割合(一般を除いている)のも、調査と基本としてはなってないのですが、ここは割とどうでもいい。
2011年の記述について、サークル参加者の6割以上が女性であることは、女性向けサークルが6割以上であることにならないという認識ができていないところがミスリードなのです。
というのも、女性だが男性向けジャンルで活動している人は非常に多いのです。また、女性向けと断言できない男性向け女性向け混在ジャンル(RPGや青年漫画、創作や文芸系など)や評論のように性別に区分けできないジャンルも存在します。そういった「ジャンル特性を無視して」全体の6割以上がサークル参加者というのが2011年の調査結果です。
(ちなみにこのサークル参加者についても、アンケートに回答した代表者だけの話なので、複数人サークルや回答しなかった人たちを考慮する必要は一応あります)
そして、男性向けや男女混在ジャンルで活動する女性サークルはまだまだ多いのです。っていうか、私、評論ジャンル参加で女性です。以前にも書いたことありますが。
つまりだ。
C103の評論情報と、鉄道旅行メカミリエリアを黙って全周して、それから言え。どれだけの女性サークルが参加してると思ってるんだ。好みじゃないから買ってない=存在しないって結論は、分析評論としてNGだからな!!!
(補足:旅行本は一般的に、評論情報配置と鉄道旅行メカミリの旅行島配置に分かれています。ただ、同じジャンル内の違う島に配置されてるケースは意外に多いです(特に公共交通旅行)。ついでにいうと、創作(少女)・創作(BL/JUNE)や歴史・創作(文芸・小説)配置で参加してる人もいるので、めちゃめちゃ探しにくいかもしれません…)
わたしゃ、M-1グランプリをリアタイしたい(なお土曜日はお仕事です)。
そんな脱稿タイミングで、こういう記事が流れてきましてですね。
まあ、若い論客ほどすぐなんでも【終わり】ってつけたがるよね。
そのほうが注目を集めやすいんだよなー…とは思いつつ、読んでみました。
なんだろうなあ。頑張って分析してみましたって感じはあるんですけど、分析のための引用データとその分析自体が甘すぎるなあと感じまして。で、分析の甘さについては自分もあんまり人のこと言えないのですが、そもそも分析データと言うか見識が甘いを通り越して偏見レベルに達しているのはちょっとなんというかその。いや、自称評論家ほど分析すればするほど偏見な結果を述べがちなのですが(自分も含め)結論はさておきデータの読み方が間違ってるのは流石にどーよと思った次第でございます。
なので、データの読み間違いの指摘を試みたいテキストを投下。
ざっと読んだ感想
……筆者はコミケ(コミックマーケット)にすらろくに参加せず、カタログだけで論じてるなーというのが 、正直な感想です。大学生という年齢からして若い人なので、過去の歴史とかは全然知らないでしょうし、参加してない人が論じてはいけない!という話はしていないのですが。
参加したことがないゆえの机上論になっているんですよね。
それどころか、他の同人誌即売会についても直接足を運んでいないように思えます。赤ブー系即売会もそうですが、他の(男性向け)ジャンルのオンリーイベントも参加してないようにすら見えるのです。
ただ、同人誌自体は購入してるでしょう。なので、本音を言えばコミケもオンリーも参加してるはずなんだよなあ…と思いたいのですが、即売会どころか好きジャンルに対しての見識がかなり薄く感じられるのですよ。
なんというか、他人の意見をそのまま鵜呑みにして語っちゃってる感が強いのです。
若さとはそういうものとは思うものの、その薄さに自覚がないまま「コミケの時代は終わり!」と書いてしまうので、イタタタタ…と感じるのでしょうなあと思いました。
認識の誤りの指摘(前半戦)
【赤ブーオンリーがかなり大規模】【これはコミケが縮退してるのでは】というあたりについては、ざっくりと間違ってはいないと思っています。個人的にはコミケは縮退しているわけではないとは思うものの、この辺は立ち位置の問題もあるので否定はしたくないところでもあります。
なんですけど、これらの結論を出す過程に用いられてるデータと分析がツッコミだらけなので、個別に指摘していきたいと思います。
赤ブーはコミケと違って「大量のオンリーイベント(特定のジャンル・カップリング限定のイベント)の集合」によって形成されている。えーっと。これがまず違うんですよ。
赤ブーというのは「赤ブーブー通信社」という会社名であって…というのもあるのですが、今回取り上げられた巨大オンリー集合イベントの他に「COMIC CITY」というイベントが有りまして、赤ブーさんはそちらの運営がメインです。もっというと、発端になっている「Dozen Rose FES.2023」(該当記事だとDosen Roseになっているな…)というイベントは開催したいカップリングオンリーを投票し、特定投票を集めたもののみで合同開催するという特別企画イベントであって、女性向けイベントはこういうもの!と捉えられかねない話になるのは、赤ブーさんも困ると思うんですよね。
もちろん、コミケよりも赤ブーのほうが申込締切が遅く参加しやすいというのは間違っていないのですが、該当イベントの場合それ以前に投票して自カプオンリーを開催してもらう運動が必要であり、すべての女性向けジャンルを網羅しているわけではないのでなあ…。
(特別企画な特別なオンリーイベントに人が集中するのは、男女とも同じだと思います)
なお、COMIC CITY(オールジャンルイベント)側には、男性向けサークルエリアが存在します。開催都市と規模によりますけど、完全なる女性向けイベントではないのです。
コミケから女性向け同人誌はほとんど一掃された。このあたりは、データというものの取り上げ方がおかしいです。
コミケにあんスタやツイステの同人誌はほぼ存在しない。コミケ103に出展するサークルのうち、女性向けソーシャルゲームのサークルは約0.5%しか占めていない。
確かに、コミケ103において全サークル数25840に対し、女性向けソーシャルゲーム(ジャンル315)配置サークルは136であり、0.5%というのは正しいです(引用データにも記載されているしね)。しかし、女性向けというものはソーシャルゲームだけではないですし、なんというかめちゃめちゃ小さいジャンル1つを指して「ほとんど一掃された」といわれてもという気分なんですよね。
あと、女性向けソーシャルゲームカテゴリであった「刀剣乱舞」を独立単独コード化しているので、【女性向けソーシャルゲーム】というカテゴリで語るならば、最低限刀剣乱舞サークルを含めた数字で語らないとおかしなことになりがちです。
(ちなみ「コミケジャンルコード300番台のソーシャルゲーム」というジャンルを見たときに、FGOや艦これも女性向けサークルが一定数いたりするという事実は押さえておく必要があるし、ゲーム・デジタル系というくくりではジャンルコード200番台の調査も要求されるので、データを読むのは難しいジャンルではあると思う)
いやいやいや。
あんスタやツイステの同人誌!と言ってるじゃないかというツッコミはあるでしょう。
これについては、「イベントによって参加するジャンルが異なるサークルが結構ある」「別ジャンル参加だが該当本は置かれている(特に既刊)」「女性向けはジャンルやカップリングを隠語で書く人が多い(カップリング隠語のみのケースも)」というのもあって、ジャンル外の人間にとっては探すのが難しいと思います。該当ジャンルがコミケにない!と言いたくなる気持ちはちょっとわかります。
ただ、実際はどうか。Webカタログでざっくり検索してみた結果で言うと、あんスタは確かにほとんどなかったです。2日間で4件(315配置は1件)しか見つからない。ただ、ツイステは35件(315配置は24件)ヒットしました。Webカタログでは検索に引っかからないあんスタ/ツイステサークルもちらほらあるので(補足説明や詳細情報にジャンル名が書かれていないサークルは検索できない)実数はもう少し増えると考えられます。
その上で、さ。
約25000の中の35って、割合にしたら少ないでしょうけど、オンリーイベントで35サークルって結構大きい、よ…?赤ブーでもオールジャンルのCOMIC CITYで割合出したら数字的には大きくは変わらないんじゃないか、なあ。特にツイステは。
(オンリーになったら数字が増えるのはどのジャンルも一緒です)
現在ではソシャゲだけでなく漫画が原作の二次創作もほぼ存在しない。現在ジャンルコードが独立しているのが『呪術廻戦』でも『ブルーロック』でもなく1994年連載開始の『名探偵コナン』のみなことから惨状を察してほしい。えーアニメは?アニメ原作扱いはー??
単独コード化だけでほぼ存在しないと決めつけるのも大概なんですけど、女性向け(が強い)単独コードは以下の通り(C103に限定)
- 332 刀剣乱舞
- 531 ガンダム
- 532 TIGER&BUNNY
- 836 名探偵コナン
刀剣はゲームですし、タイバニはアニメですね。
ちなみに、Webカタログ検索ですとコナンが51、鬼滅の刃が68、呪術廻戦は38、ブルーロックは5でした。概要欄における検索にも関わらず配置サークルより少ない数字になっていたことを考慮すると、ブルーロックはともかく、呪術廻戦は結構あると思うよ…?
こういう感じにタイトルで見えないところでまとめて配置されている上に、女性向けは細分化されていたり、検索で見つからないようにしているサークルの存在もあったりするので、数字は少なく見えがちというのが数字マジックの恐ろしさです。
ちなみに、Webカタログ検索ですとコナンが51、鬼滅の刃が68、呪術廻戦は38、ブルーロックは5でした。概要欄における検索にも関わらず配置サークルより少ない数字になっていたことを考慮すると、ブルーロックはともかく、呪術廻戦は結構あると思うよ…?
こういう感じにタイトルで見えないところでまとめて配置されている上に、女性向けは細分化されていたり、検索で見つからないようにしているサークルの存在もあったりするので、数字は少なく見えがちというのが数字マジックの恐ろしさです。
これはコミケの歴史から考えると異常なことだ。1975年に開催された第1回コミケの入場者は90%余が少女マンガファンの女子中・高生であり、以後基本的にコミケは女性比率の高いイベントだった。2011年に35周年を記念して行われた調査でもサークル参加者の6割以上は女性だ。
これは完全なるミスリード。
第1回の入場者割合(サークルも一般も含めてる)と2011年調査のサークル参加者割合(一般を除いている)のも、調査と基本としてはなってないのですが、ここは割とどうでもいい。
2011年の記述について、サークル参加者の6割以上が女性であることは、女性向けサークルが6割以上であることにならないという認識ができていないところがミスリードなのです。
というのも、女性だが男性向けジャンルで活動している人は非常に多いのです。また、女性向けと断言できない男性向け女性向け混在ジャンル(RPGや青年漫画、創作や文芸系など)や評論のように性別に区分けできないジャンルも存在します。そういった「ジャンル特性を無視して」全体の6割以上がサークル参加者というのが2011年の調査結果です。
(ちなみにこのサークル参加者についても、アンケートに回答した代表者だけの話なので、複数人サークルや回答しなかった人たちを考慮する必要は一応あります)
そして、男性向けや男女混在ジャンルで活動する女性サークルはまだまだ多いのです。っていうか、私、評論ジャンル参加で女性です。以前にも書いたことありますが。
つまりだ。
たとえば腐女子がコミケからいなくなったとすれば、女性の視点から書かれたグルメ本も旅行本も体験レポも売られなくなるのが当然ではなかろうか?
C103の評論情報と、鉄道旅行メカミリエリアを黙って全周して、それから言え。どれだけの女性サークルが参加してると思ってるんだ。好みじゃないから買ってない=存在しないって結論は、分析評論としてNGだからな!!!
(補足:旅行本は一般的に、評論情報配置と鉄道旅行メカミリの旅行島配置に分かれています。ただ、同じジャンル内の違う島に配置されてるケースは意外に多いです(特に公共交通旅行)。ついでにいうと、創作(少女)・創作(BL/JUNE)や歴史・創作(文芸・小説)配置で参加してる人もいるので、めちゃめちゃ探しにくいかもしれません…)
二次創作はジャンルごとにオンリーイベントも開催されている一方で、この類の本はコミケ以外の頒布する場所がないのが特徴だ。その証拠に、鉄道・旅行・メカミリがコミケに占める割合は継続的に上昇している。同様のことは評論・情報についても言える。同人文化の男女棲み分けが進むことは、二次創作を目当てにコミケに来た人が「ふらっと」買うニッチな同人誌を失わせることになるだろう。
いやいやいや。
鉄道旅行メカミリや評論情報が増えてるんだから、二次創作目当ての人がコミケでふらっと買うニッチな同人誌は増えてるんじゃないの?????
前段階で評論情報と鉄道旅行メカミリに女性サークルがいないと決めつけたためのおかしな結論になっているのですが、こういうところを「データの読み間違い」による結論間違いと言います。
(どうでもいいけど、ジャンルコード600番台(鉄道旅行メカミリ/評論情報)を「ふらっと買うニッチな同人誌」と断言されるのは、両ジャンルで活動経験が長い自分としてはちょっと嫌だな…。そんなついででどうでもいい扱いされるジャンルではないと思うよ)
(あと、更にどうでもいいけどさ。この論文を載せていた本の初売り先の主催さんも、コミケ評論ジャンルで出展していたりするので、なんかいいのかなそういう言い回しって気分がさらに強くって……)
……目次視点で上から3項目だけでこの量なので、後半は後日に回させてください。
冬コミの準備をしてきます。はい。
12/20追記:
続きのツッコミはこちら!
鉄道旅行メカミリや評論情報が増えてるんだから、二次創作目当ての人がコミケでふらっと買うニッチな同人誌は増えてるんじゃないの?????
前段階で評論情報と鉄道旅行メカミリに女性サークルがいないと決めつけたためのおかしな結論になっているのですが、こういうところを「データの読み間違い」による結論間違いと言います。
(どうでもいいけど、ジャンルコード600番台(鉄道旅行メカミリ/評論情報)を「ふらっと買うニッチな同人誌」と断言されるのは、両ジャンルで活動経験が長い自分としてはちょっと嫌だな…。そんなついででどうでもいい扱いされるジャンルではないと思うよ)
(あと、更にどうでもいいけどさ。この論文を載せていた本の初売り先の主催さんも、コミケ評論ジャンルで出展していたりするので、なんかいいのかなそういう言い回しって気分がさらに強くって……)
……目次視点で上から3項目だけでこの量なので、後半は後日に回させてください。
冬コミの準備をしてきます。はい。
12/20追記:
続きのツッコミはこちら!
コメント
コメント一覧
ジャンルの割合として“男性向けとされるコンテンツが増えている”はなまじ事実なのが誤認してしまった原因なのかなと思います。ただ(件のnoteが現地調査をしているかは別として)完全に的外れでは無いという印象も受けました。
当方成人向けオリ、ソシャゲ二次創作の零細サークル、直近の参加が去年の冬の一般な身なので限られた観測範囲内かつ完全な肌感ではありますが、10年代の頃と比べて主宰が女性の男性向けジャンルで配置されたサークルが減ったように思います。
『女性向けジャンルの申込の減少』には懐疑的ですが、『主宰が女性のサークルがジャンルによっては減少している』は全くの出鱈目でもないのかなと。
ニッチジャンルという部分でも、コロナの影響もあり変態島が大きく縮小していたのも確認しています。
叩き上げられて補足ないし訂正、追論が出るといいなと思ってます。
コメントありがとうございます。
まあ、的外れではないというか、数字の上ではそう見えるでしょうねってところかと思います。ジャンルによっては減少しているのは事実ですが、増えているジャンルもあるので、だからこそ「このジャンル」と明記すべきだよなと思うのです。
(そこの調査があってこそ、結論に説得力が増すので)
あと、コロナ禍の問題を完全に失念してますよね…。という意味で、雑なんですよ。雑すぎるにもほどがあるので、的外れ感が強い。
(ついでに多方面に無自覚なdisが多すぎるのも、的外れ感を助長させていると思ってます)
訂正と言いますか、いつの間にか初稿から改変されているので、何が問題か理解はできているのかなー…いや、なんか怪しいなあというのが、この時点での私の率直な感想です。